2013/04/14

HTC One 開梱の儀 <更新>

4/14:MoreLocale2で日本語ロケールにすることで、日本語フォントになるとの情報を頂きました。ありがとうございます。


HTC One、ようやく届きました。2度ほど発売が延期され、予約から1ヶ月経っての到着です。購入は英Handtecから、£443.89(約¥68,000-.)です。予約した時点では1ポンド=142円ぐらいだったのですが、4月に入って急にポンド高になったところで決済されてしまいました。トホホ・・・

購入までの流れはこのような感じです。

3/12 英Handtecに予約
3/13 Stock Delayの通知
3/27 再度Stock Delayの通知
4/5 決済通知
4/6 DHLから発送通知
4/7 日本着、税関通過
4/10 佐川急便から関税分代引で受取り

CloveとHandtecのどちらで注文するか悩んだのですが、Handtecの方が£5ほど安かったのと、Flip Caseがオマケで付いてくるようだったのでHandtecにしました。出荷はCloveの方が数日早かったようですが。


さて、HTC Oneのカタログスペックをざくっと示しておきます。(HTC公式より)

寸法 (縦x横x厚さ) 137.4x68.2x9.3mm
重量 143g
ディスプレイ 4.7inch、Full HD 1080p、468PPI
CPU Qualcomm Snapdragon 600, quad-core, 1.7GHz
Android Version Android 4.1.2
SIM Card Type microSIM
Memory:storage 32GB/64GB
Memory:RAM 2GB
Network:HSPA/WCDMA 850/900/1900/2100 MHz
Network:GSM/GPRS/EDGE 850/900/1800/1900 MHz
Network:LTE (EU) 800/1800/2600 MHz (EU)
1800/2600 MHz (Asia)
700/850/AWS/1900 MHz (US:AT&T)
1700/AWS MHz (US:TMO)
1900 MHz (US:Sprint)
GPS Internal GPS + GLONASS, Digital compass
Sensors ジャイロ、加速度計、近接センサ、環境光センサ
Connectivity 3.5mm streo audio、NFC、Bluetooth 4.0、Wi-Fi IEEE 802.11 a/ac/b/g/n、DLNA、IR Control、Micro-USB
Sound HTC BoomSound、Dual frontal stereo speakers、Beats Audir、HDR Microphone
Camera 4MP 背面カメラ(画素サイズ 2.0μm、1/3インチセンサ、F2.0 28mmレンズ)、2.1MP フロントカメラ
Battery 2300mAh Li-polymer
本体カラー Black、Silver、Red(予定)

注目は液晶でしょう。4.7inch FHD、468PPIとか、数値上は素敵なものがあります。
追加メモリスロットはありませんが、内蔵メモリとして32GB/64GBあります。最近はクラウドストレージ&高速回線が使用出来るので、問題ないと思います。自分の使い方で32GBでもフルになったことはありませんし。
通信回線はLTEが使用可能となっています。販売エリアによって使える周波数帯が異なるのですが、日本でも使えそうなのは・・・ちょっと勉強し直します。


さあ、いよいよ開梱です。

外箱:One X+と比べてお洒落です
iPad miniの箱と厚さ比べ
蓋を取ったところ:シルバーの筐体が
実物を手にすると、薄くて軽いのですけど、手にしっくりと馴染みます
背面。NFCはカメラのすぐ下のあたりです
内容物:充電ACアダプタ(UKプラグ)、USBケーブル、イヤフォン。microUSB-HDMIケーブルは付けて欲しかったかも。
保護フィルムを取ったところ。キレイ・・・。左上に照度計、右上に前面カメラ、上下にステレオスピーカー、上スピーカーのメッシュ内にLEDが付いています。ボタンは「戻る」と「ホーム」。
上面;イヤフォンプラグと電源ボタン兼赤外線送受光部。フロントパネルとフレームの間にビミョーに隙間があります。ここが広いとレシートが液晶パネルの間に入ったりするのでしょう。私のは大丈夫でしたが。
左側面:上側にSIMカードトレイがあります。
SIMカードトレイを出したところ
底面:microUSB端子があります
右側面:ボリュームボタンのみ。これがメッキで剥がれやすいとかなんとか・・・
背面:カメラとフラッシュ、右上にあるのはおそらく録音用マイク。
起動しました。日本語で「ようこそ」とありますが、日本語ロケールはありません。
Wi-Fiの設定をしていて気がついたのですが、非常に感度が良いです。自分の机は他の端末でアンテナ1本の場所なのですが、Oneではアンテナフルで繋がっています。
AnTuTu ベンチマークの結果。
オマケで付いてきたフリップカバー
装着するとこんな感じ
このようにスタンドに出来ます。

使ってみての感想です。
操作していての速度は、とてもスムーズでFHD端末とは思えません。サクサクすぎで快適すぎるくらいです。FHD 60pの動画を見ていても全く引っかかりがありません。Recent Appsキーが無いのがちょっと残念です。Sense5.0のホーム画面はtwitterやニュースなどの情報をタイル状に表示してくれて、最初はおっ、となりましたが、すぐに飽きました。Call LogやMail着信ログも表示出来るようになっていれば良かったのですが。ロック画面は画面下部にアイコンが並び、アイコンをスワイプアップするとその機能が起動する仕組みです。また、時計、天気、カレンダーなどを表示出来ます。こちらは使いやすいです。なのでロック画面はそのままでホーム画面はADW.Launcher EXに変えてしまいました。

Sense5.0のロック画面。下部のアイコンを上にスワイプするとその機能が起動する
ホーム画面。タイル状の画面が一瞬目を引くが、すぐ飽きた。

画質は素晴らしいです。4.7inch FHDで468PPIと数字を聞いてもよく判らないですが・・・。どんな感じかというと、アイコンや文字のドットが見えません。輪郭がつるっとクッキリとしていて、ジャギーが見えません。例えば、Twitterクライアントのメガネケエスでフォントサイズをsmallにしても、一文字一文字が潰れずはっきり読めます。視野角はかなり広くて、普通に使う範囲では色味が変わったりギラツキが出たりすることはありません。ちなみにフォントは中華フォントです。フォントはMoreLocale2で日本語ロケールにすることで、日本語フォントになります。

音質について、こちらは素晴らしいです。本体スピーカーは本体上下に配置されてステレオスピーカーになっているのですが、非常にクリアな音で、今まで所有した端末でも一番では無いでしょうか。正直、端末本体のスピーカーにはほとんど期待していないのですが、Oneは感動しました。音量も十分で、爆音系になると思いますが、相当音量を上げない限りは音割れしません。最大音量のあたりでハット系が割れてるかな?という感じがするていどです。まぁ、これは個人差がありますから、耳のいい人が聴けばいろいろと評価はあると思いますが、自分には十分すぎる音質です。

と、褒めちぎり過ぎな気がしますが、それくらい満足度は高いです。次はまず、rootを取って日本語フォントを好みのフォントに入れ替えをして、使ってみたいと思います。